前回の「現実は360゚合わせ鏡」の記事の最後にて
合わせ鏡を理解できたなら、ようやく「自己分析」に入っていくことができ
その扉の鍵が「感情」です、とお伝えさせていただきました。
そこで今回はまず、
「感情と思考の立ち位置と順序」について詳しく説明させて頂きます。
《感情と思考の立ち位置と順序~現実を動かす動力源は湧き出る感情~》
まずは動画をご覧ください
●感覚・感性を研ぎ澄ませ、命の声をしっかり聴くと「感情さん」が「ごきげん」でいられる
「わたし、自信ないので…」
よく聞く、自分を安全圏に留める「都合のいい」言葉です。
「自信」とは、自己信頼のこと。
どんな状態の自分でも受け止める、という
自己に対する絶大なる「信頼」は
一時的な「信用」関係とは違います。
という記事を以前に書きました。↓
無条件の「信頼」には、
揺るぎない安心感がありますが
条件付きの「信用」は、
コロコロ変わる不安感に襲われます。
なぜなら
| 「信頼」は肚(はら)=感情(意志が土台)の仕事で 「信用」は頭=思考の仕事だからです |
思考はモノゴトを「分別」するための機能で
大工さんが七つ道具を使いこなすように、
「時と場合と人」により最適なモノを選ぶのが得意です。
つまりコロコロ「変わる」のは、工夫しながら
「ゴール」に向け、全力で思考錯誤してるから。
扱い方さえ間違えなければ
単なる特性なので、不安がらないでくださいね。
こんにちは。
ニュートラル・ナビゲーター 長山 恭子です。
今回は、「信頼」と「信用」という
機能が異なる「ハタラキ」をベースに
感情と思考の「立ち位置」についての考察です。
前回の記事(動画)で「合わせ鏡」を心底理解する
すなわち「自己受容」ができるようになると
次のステップ「自己分析」に入れます、とお伝えしました。
分析というと、つい「頭」を使う「思考」優位だと
思われがちですが、実はそこには「落とし穴」があります。
どんなに「しくみ」を理解し、鋭い分析ができても
そこに至る「順番」を間違えると
鎖で縛られてるかのように固まり
「分かっちゃいるけど進めない」ジレンマとなります。
頭を使ってコトを成し遂げるのが優位とされる現代社会では、
もっと賢ければ、理解力が高かったらと
そうでない自分、じゅうぶん発揮できない分野を前に、落胆します。
では、頭さえ良ければモノゴトが進むかというと
否、必ずしもそうとは限りません。
この世界、賢くなくても理解力なんてなくても
思い通りコトを動かす「天才」がいます。
そう。赤ちゃんです。
わぁ~と泣いて、ぎゃあぎゃあ叫び、ケタケタ笑って
周囲を動かし、あっという間に主導権を握ります。
赤ちゃんには、
こうやったら笑いが取れる、ああやったらお腹が満たされる
なんて施策(思考)はありません。
「意志」と「感情」を思いのたけ表現してるだけで
それを見たママ(周囲)が、願いを叶えてくれます。
湧き上がる意志から感情が発露し(赤ちゃん)、
それを思考(ママ)に渡して達成する。
まさにこの順が、自然にモノゴトが「流れる」機序なのです。
大人になったら「ママ役」を自身が引き受け成長し、
世界を知り、コトを成し遂げます。
しかして、「意志と感情」が無視(自分に)され続け、
聴いてもらえなかったら
いつしか「声なき声」となり、伝えることを諦めます。
このままだと、お客を乗せずに
ひたすら走り続けるタクシードライバーのように
当てもなくうろつき(動くことで正当化)、
燃料消費する(食べるために生きる)だけの
浮(うわ)ついた人生になるでしょう。
それが残念だと思われるなら
感覚・感性を研ぎ澄ませ、命の声をしっかり聴き
理性をハタラカせ、「生きる回路」をつなぎ直すことです。
それらが渦となって回り、感情をベースに動けたら万事安泰かというと
途中で「エゴ(ブラック・ミー)」が蠢(うごめ)き出すと
簡単にゴールまでたどり着かせてもらえません。
そんなときは、また原点に還り「うねり」を回していくのです。
そのあたりのメカニズムと、回復のポイントを
次回「切り替えパターン」というテーマでお届けできたらと思います。
P.S
今回の動画をアップさせて頂いたYouTube「シンボルランゲージ【然学】」チャンネルは
これまで限定公開機能で然学メンバーさん向けのみの公開をしてきましたが、
今後は一般向けの然学動画等も不定期で更新していければと思っております。
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