この世界に存在する「ナニモノ」かを味方にして

2011年3月11日

忘れもしない
東日本大震災が日本を襲いました。

その一か月後、外国に行く機会があり
多くの方から日本人のモラリティと冷静さの
秘密はなにかと問われました。

あらためて聞かれると応えられません。

その時
あるアメリカのジャーナリストの記事が
役に立ったのを覚えています。

結論は

「日本人は神道だから」

でした。

日本人でありながら神道の事を
まったく理解していなかった私は、
その時から少しづつ学び始めました。

八百万の神。

宇宙森羅万象すべてに「ナニモノ」かの気配を感じ、
その存在に畏怖し、そしてその恩恵にあやかってきたのが
我々人間です。

こうした「感じる」暮らしを
古代の日本人たちは淡々と送ってきました。

なにをしていても何処にいても、誰といても
その「存在」を感じられたので、
あえて多くを語る必要はなかったのでしょう。

それは古事記や日本書紀を覗くとよくわかります。

黄泉の国から脱出したイザナギに付着した
「穢れ」を洗い落とすため、
日向国(ひむかのくに)の阿波岐原(あわきのはら)へ向かい、
顔を洗うと左目から天照大神(アマテラス)が、
右目から月読命(ツクヨミ)が、
鼻から建速須佐之男命(スサノヲ)が生まれた。

このように、
たとえ「穢れ」からでさえ神に変化(へんげ)するように、

どんなモノでも神々になっていく様(さま)は、
この世に不要なものなど一切存在しないと感じさせられます。

日本古来からある神道には
教義(ダルマ、経典、聖典)がないとされています。

それゆえダルマを持つ信仰側(世界の名だたる宗教すべて)
からは、「無知な宗教」と揶揄される傾向にあります。

まして「神道」という名称すら、
本来持ち得ていなかったようです。

外来から仏教や儒教が輸入されたとき、
他と区別するため取ってつけた名称だと聞きます。

神道の本質は
上記のように「ナニモノ」かの気配を感じ、
その存在とともに生きてきた道(かんながら)のようです。

『かん(む)ながら-随神-惟神』とは

“神の思し召しのままに”という生き方。

イスラム教でいう“インシャラー”です。

流れるまま、しかし「ナニモノ」かを感じながら
生きる暮らしに『教義』や『決まりごと』を
定める必要などなかったのでしょう。

石ころに、川に、ゴミの中でさえ神を
見出す魂を持つ神国ニッポン人に、

「人を殺すな」「盗み禁止」「隣人を愛せよ」
など言うも憚れるほど、

ヒト(霊止)としては
当たり前の行為だったのです。

翻(ひるがえ)って
仏教、キリスト教
などにある経典や聖書は、
たくさんの教義や戒律が示されています。

それを基準に人は正しく生き、
たくさんの決まりごとを守ることで秩序が保たれ、
乱れた場合は懺悔という軌道修正措置で補います。

つまり現在の世の中は、

教義に道を照らされ、戒律により道から外れぬよう、
たとえ迷ったとしても戻れるようにしてもらわなければ、
うまく生きることができない
乱れきった時代だということです。

その観点からみると、
「神道」は無知なるがゆえに
ダルマ(法)が存在しないのではなく、

そんなあたり前のこと言わんとも
理解できる魂のための「道」だと
解釈できるのかもしれません。

反対に
理解できない時代にある魂のために

天が、

論理派のためには
究極の哲学である仏教が、

愛のバイブレーションに
感応するモノのためには
キリスト教が

用意されたといえるのではないでしょうか。

だから聖徳太子が、朝鮮半島・百済(くだら)から
入った仏教を国の法として取り入れた理由も、

天岩戸(あまのいわと)が閉じてしまい、
我が神国に「かんながらの道」を
行く者が減ることを懸念し、

これ以上の堕落を防ぐため、
つっかえ棒として仏教や儒教を
『手段』として国の決まりゴトに
取り入れたのだと言われています。

直観として体感できなくとも、
仏教などは教義を理屈的に左脳で理解し、

ある程度の『行』により右脳で
神を感じることが可能な
プログラムになっているようです。

これは釈迦のサンガである精舎に暮らす
出家者に課せられた「戒律」が、
年を追うごとに増えていったことや、

訴訟大国の米国では
メーカーが扱う製品のトリセツに、
記載されていないことで
起きる可能性の被害を訴えられぬよう、

ありとあらゆる想定の禁止項目
(オーブンでは犬を乾かさない、など)を
記さねばならない事情にも似ています。

昨今では
常識が通じない流れにあるのが実情でしょう。

もともとニッポン人の祖先が
「ナニモノ」かの気配を
感じられるDNAを持っていたのなら、
その血統である我われが同じ感覚に
気づくのは時間の問題でしょう。

であれば「ナニモノ」とはいったい「何ぞや」
かを急ピッチで解明したいものです。

まず
古事記に現れる「神々」を見てみましょう。

これを現代物理学では
「波動」「原子」「エネルギー」などと捉えています。

易経(中国)やヴェーダ哲学(インド)では
「五行」「五エレメント」のことです。

ヨーガでは「プラーナ」、
気功では「氣」であり、

医学界では、ゴミとして扱われてはいますが
「ソマチット」が当てはまるかと思います。

電気工学となると
「電場」「生命場」などの磁場なのでしょうか。

そして心の分野である
心理学でいうと
単純に「意思」になるのでしょうか。

昔、波動の先生の講義を受けた時に
「中性子」のことを「意思」だと定義付けていました。

とすると
意思(神)がすべての世界を創りだすという
概念に何の違和感もなくなります。

とにかく

目には見えぬが確実に存在している「ナニモノ」かを、
古代人がカタカムナ文明(古神道)で
『神』という位置付けにしたようです。

そして
この「ナニモノ」かの『神』は

あらゆるものを

《創造》するだけでなく
《維持》するハタラキと
《破壊》する役割もあります。

神の英語表記は《GOD》

G=Generate 創造
O=Operate 維持
D=Destroy 破壊

宇宙秩序を維持するための掟を
理解することが、
生かされている我々の
最低限の義務のようです。

でないと
嫌がおうでも秩序維持のために
宇宙は人間にハタラキかけるからです。

それに逆らう場合、モノゴトがうまくいかない
だけでなく、痛い目に遭うという
カラクリのようです。

それには

自分を取り巻く360度に目を向け
存在していらっしゃるであろう「ナニモノ」
かのメッセージを読み取ることが
最も効率よい生き方なのではないでしょうか。

そのメッセージ
シンボル・ランゲージをキャッチしましょう。

 

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