こんにちは、長山恭子です。

「無条件に生きる」って

意識したこと、ありますか？

今回は
ムッシー、むし、虫「無視」がテーマです。

わたし達が日頃
なにげに使っている「虫」のつく言葉。

「肚（腹）の虫が収まらぬ」

「虫の知らせ」

「虫唾が走る」

「虫が好かない」

「虫の居所が悪い」

この、「虫」っていったいナンでしょうか？

語源は中国の「道教」から

人間は生まれた時から三匹の虫を持っている
とされるところからきているようです。

詳しい説明は省きますが、

どうやらここで表現されている虫くんは
自分の中に潜んでいる「本音」のようです。

この虫（本音）を無視すると、
実は、とんでもない反撃を喰らうというわけです。

たとえば

どんなに建前上、しかたがないことでも
感情が波立ち、どうも腑に落ちない。

時が経てば落ち着いてくるものの
決して「消えた」わけではありません。

その証拠に、何年前のことでも
思い出した途端、その時の情景がありありと浮かび
「うわぁ」っと感情があふれ出してきますよね。

終わったわけではありません、
一時的に虫くん達に

おとなしくして
もらっているだけです。

さて

こんな腫れ物に触るように取扱わなければ
いつ暴走してしまうかもしれぬ、虫くん達を

いつまで肚の中に
飼っておけばいいのでしょう？

そうナンです

虫くん達は、ニンゲンの頭（理性）にいるわけでなく
肚（直観）に棲息しているのです。

丹田というエネルギー場が「肚」の本部。
そこに腸という臓器が納められています。

今では常識となっている

腸は脳より賢い。

脳では口に入れた毒素を見分けられませんが
腸は、瞬時に判断を下します。

脳のように
建て前や条件で判別するのではなく

本気で本音で！「わたし」と付き合う
マジ友、母親、衛兵でもある

「虫」くん達が
いつも叫んでいる言葉が

「で、あなた一体、どうしたいわけ？」

です。

いつも
わたし達の本音を聞いてくれているにもかかわらず

脳に流され、
曖昧模糊にする優柔不断なニンゲンたち。

あらゆることがカオスである中で、

本質が隠され、
上っ面だけで判断が繰り返されてきた時代は

そろそろ終わりを迎えているようです。

【肚と頭の一致】
これがどれほど人生を変えることになるのか

もう一度、仕切り直す必要があるようです。

●今、なにを感じていますか？

「虫」に促されるように

どう在りたいか、
本気で「Be」を見直す時期。

野に咲く花を見て思う言葉は

『花が存在している』。

しかし現実は

『存在が花をしている』です。

わたし達の生きている世界の認識は

まず、
「Have」（花）ありきで表現されますが、

宇宙原理は、先に「Be」ありき、です。

先にBe（ing）って、ナニ？

意識であり、波動であり、
一定の周波数を放つことが先。

それが共鳴され、Have（結果）が
形成されるというしくみです。

ここに

うちで、長らく学んでいるお茶の師範
Ｔさんに登場していただきましょう。

お茶を点てるときには、
活け花を添えるので、

庭に一年間分のお茶に必要な
お花が咲くよう育てていました。

ほどよく毎回、適した花が咲いてくれていましたが、
一年ほど前にお茶の指導を辞めてから

期待されなくなったコトがわかったかのように、
花たちは息を潜めて咲かなくなりました。

最近、庭の草取りをしていて、
草の奥にひっそり芽吹いている花の芽を見つけると

「こんなところにいたの？
ごめんねぇ、わからなくて。ちゃんと見てるよ」

と伝えると、綺麗に咲き出します。

あるとき、雑草と間違えて除去していた
『水引草』を発見したときも

「あんた、水引さんだったの？
知らんかったわ、咲いていいからね～」

と声を掛けたら、庭いっぱいに咲き誇っていました。

以上、Ｔ師範の体験。

これが
『存在が花をしている』という実話です。

Ｔさんの意識が波動となり、
花に伝わり、花が「咲こう」となって、咲く。

今、あなたはどんな気分ですか？

肚の中の本音を見て
丁寧に生きることが、

自分を大切にする真意のようです。

 

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