先日、九州地方へ出張した際、
とある市に勤務する公務員の方から
聞いた深刻な話題。

今、相続放棄をする子孫が増えていて
行政として頭を抱えている

と。

これだけ聞くと、

借金など
負の財産の放棄かな、と思いきや
（↑これも大問題！）

使い道のない
「土地」「山林」の放棄だそうです。

有効利用できず
所有しているだけで維持費がかかり
売るに売れず

それだったら、
いっそのこと放棄してしまえ

ということのようです。

さて

この放棄された土地や山林を
行政としてどう対応するかというと

「放置」

です。

だれも所有しなくなった土地が
これから国内にあふれます。

まさに「無縁土地」。

このような現象が
なぜ生じるのでしょうか。

それは

最近ＴＶでも話題になっている
「墓終い」と関連があるようです。

子孫がいらっしゃるのに
「子どもに迷惑をかけたくないから」

と

先祖代々のお墓を取り壊し
永代供養にと「お骨」を
お寺に預けてしまいます。

その結果、

子孫がどうなるかなど、
考えも及びません。

単に

「知らない」だけですが
これほど恐ろしいものはありません。

ご先祖の家である
お墓を処分するくらいですから

ご先祖から受け継いだ
土地、建物を放棄することなど
ナンとも思わないのかもしれません。

例えば

生きている親の家なら
子どもは勝手に処分しませんよね。

墓終いとは

それと
同じことをしているのです。

これをし出したら、
いったいどうなると思います？

生きている子孫が、
とてつもないダメージを被るのです。

維持費が出せないからと
相続放棄した挙句、

さらに金銭問題が大きくなる
原因を作ってしまいます。

また

子どもに迷惑をかけたくないからと
生きているうちにお墓を処分すると

その大切な子どもたちの
社会での対人関係が崩壊していくという
流れになっていくのです。

この現象は

ここ近年の話題ですが、
前兆はすでにありました。

モンスターペアレンツ
ひきこもり
いじめ問題
少子化

これらすべての「人間関係」崩壊に
繋がってしまいます。

ここで皆さんに
お願いがあります。

散骨
墓終い
永代供養
相続放棄

をする
ということを周囲で耳にしたら

「考え直してみてください」

と
声を大にしてお伝えくださいますか！！

これから

２０年、３０年経ったとき、
その答えが明確になります。

が、
それでは取り返しがつきません。

これでは
国が崩壊してしまいます。

それは
ヨーロッパ諸国をみれば一目瞭然です。

その前兆が

婚姻制度の崩壊
テロ
移民問題
国の破綻

ではないでしょうか。

私たちが
こうして存在しているのは

間違いなく両親、その両親、
そのまた両親がいたからに他なりません。

もし

その身近な人間関係と良好な関係性が
保てない場合、

それが大いなる
天からのサインだということ

それが良い悪いでなく

その根本原因を紐解かない限り
小手先の開運や改善を施しても
付け焼刃にすぎないということです。

自然の摂理を知る、
間違っていたら
改善する
実行する

これをしていくしか解決する道は
ないようです。

 

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