こんにちは、長山恭子です。

前半では、占星術における
対人関係の定義をお伝えしました。

対人関係の基本的定義は
《試練》であること

目の前の相手（他人）は
自分の【鏡】であること

他人である恋人や配偶者とは
深く関わっていく以上

自身の見たくない部分を
いつも見せつけられるということ

理由は簡単

こうでもしない限り
人は自分というものを
「知る」ことができないからです。

こうして
私たちは

自分という
もっとも身近な

しかして
あまりにも近すぎて

もっとも得体のしれないモノと
一生、付き合っていくようです。

パートナーを通じて
自身の見たくないものを
見せつけられ「痛み」を感じ

その痛みからの自己保身で
一定のパターンを身に着け

なんとか
自分と折り合いをつけて
生きているようです。

さて【後半】の
本題に入ります。

なぜ、過去
学習した自己防衛行動を
そのままにしておくと

マイナスに
働いてしまうことが多いのでしょうか？

その記憶を
インストールし直すためには
どうしたらいいのでしょうか？

過去の行動記憶は、

ほぼ
親（もしくは育ての親）との
関係性から作られます。

そこで経験した心の痛みを
緩和するためにとった防衛術と
作られた心の歪みが「鋳型」となり

似たようなシチュエーションになると
自動的に身も心も反応するよう
癖づけられます。

しかし
この防衛術は

その時に必要だった
緊急事態に応じた一時的な
対処法だとしたらどうでしょうか。

その後もその対処法が
有効に作用するでしょうか？

人は
初めての事に遭遇すると
状況把握ができず混乱を来たします。

そして
取る行動は
まず、自分を守ること。

そして
安全確認ができたら
ようやく次の行動に移れます。

この

幼いころに取った防衛プロセスが
今も必要かどうか、

冷静に判断する前に
感情と行動が先走ります。

この繰り返しで
思考パターンである
「レジェンド」が形成され

これが人の【鋳型】
行動パターンとなります。

この時の鋳型が
悪いわけではありません。

問題は

そのとき作られた鋳型の奥に
しまい込まれた

隠された（見たくない）要素を
否定し続けていることです。

これは単に
隠されているだけですから
必ず、表に出てきます。

これを認識させるために
宇宙エネルギーから

あの手この手で
これでもかと目の前に

その現象を
見せつけられます。

そこで動く感情を
感じたくないので

ますます
否定し続けます。

その代表選手が
恋人や配偶者がしている

あなたが受け入れられない
言動や行為というわけです。

結婚とは
自分を「知る」ことだとお伝えしました。

なぜなら

幼いころの
親との関係性が完結していないので

恋人や配偶者との間で
再現しているのです。

幼いころは防衛本能から
作られた感情と行動パターンです。

それを大人になった今も続けていると
宇宙の大原則から逸脱した行為は

必ず元に戻される「しくみ」なので
苦しみが生じます。

成長した今、
防衛する必要がない状況なら
手放す必要があります。

なぜなら

モノゴトにはすべて
プラスとマイナスがあります。

プラスを受け入れ
マイナスを否定する意識は
宇宙原理ではありません。

それを認識させるために
否定したマイナス面が
目の前に何度も何度も表れます。

とにかく

この世は【相対】
切っても切れない関係性がある

これを、頭に叩き込むことです。

この思考転換をしない限り

人間関係を形成するたび
自己破壊の連鎖に陥ります。

必ず
相対はセット存在しますので
どんなに否定しようが追いかけてきます。

であれば
マイナスを受け入れ（諦め）

自分の内側にあるんだと
認める以外、

ここを超える道は
ないようです。

それには
内面に形成された有益でない
レジェンドをまず知って
それを手放す作業にとりかかりましょう。

 

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