●命の地図を読み解く
― 家系図は「本当の自分」に還るためのタイムマシン
「家系図」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?
古い巻物、埃をかぶった戸籍書類
あるいは先祖の自慢話…
どこか遠い過去の記録のように感じるかもしれません。
しかし、然学の観点から見れば、
家系図は単なる「過去の記録」に留まりません。
それは、今ここにある「あなたの心」の土壌(地図)を映し出す、
最も身近な「鏡」なのです。
家系図を眺めるときには、
表面的な出来事や現象だけを見るのではなく、
その背景にあるモノを見つめることが大切です。
先祖のことは、決して自分と切り離された過去の話ではなく、
そのまま自分自身の「テーマ」とリンクする
すなわち、自分の意識と「つながる」ための道具なのです。
●現象の裏にある「目的」を探る
わたしたちはよく、
「うちはガン家系だから」
「うちの家系は離婚が多いから」と、
起きた現象(結果)に注目し一喜一憂しますが
然学では「因果論」ではなく「目的論」を大切にしますので
| その現象が「なぜ」起きたかという「原因」を探すのではなく 現象を通じて「自分(の命)は何を得よう(理解しよう)としているのか?」 という「目的」、「必要性」にフォーカスします。 |
例えば、代々続く不仲や病、金銭トラブルなどのパターンは
一見すると先祖の因縁、「呪い」のように思えるかもしれませんが、
実はその「不自由な環境」こそが、
あなたがこの世で何かを学び、
突破するにふさわしい「研究室」だという見方です。
一族のテーマは「環境」という土壌の質に例えられます。
例えば、興味深い話として
離れ離れに育った双子が、驚くほど似た人生の選択をし、
似たような家庭を築いていたという話をよく聞きます。
これは、私たちが「血縁」という枠を超えて、
ある特定の「意識の土壌」を選んで生きていることを示唆しています。
私たちは、単に肉体的なDNAを受け継ぐだけでなく、
その一族が持つ「感情の扱い方」や「思考の癖」といった
「一族の枠組み(氏としてのフィールド)」を受け継いでいます。
家系図を作ることは、その広大なエネルギーフィールドを俯瞰し、
自分がどのような土壌に根を張り、
どのような目的(方向性)を持って芽吹こうとしているのかを
確認する作業なのです。
●目の前の「子ども」は、自分の中の「女性性」?
家系図を広げながら、現在の人間関係を見つめてみましょう。
例えば、ある男性が自身の子(息子)と長年不仲で、
会話もないとします。
この時、息子を「変えよう」としても、
関係はさらに悪化するばかりです。
「与えようとすれば拒絶され、奪おうとすれば離れていく」
この虚しいループは、実は自らの内側にある
「分離意識」が外側に映し出されたものに過ぎません。
然学的な視点でいえば、息子との関係性は、
自身の中にある「女性性(感性や受容する力)」
をどう扱っているかをみるための「バロメーター」です。
息子という鏡を通して、自分が自分の感情をどれほど否定し、
反発・排除してきたか…子の状態をみれば一目瞭然です。
家系図の中に自分を配置し、
多次元的な視点から眺めてみると、
息子との確執は「自分と自分との関係性を見直す」ための
貴重なメッセージとして浮かび上がってきます。
●自然治癒力を呼び覚ます「中和」作用
自然界には、不自然な状態を元に戻そうとする
「自然治癒力」ホメオスタシスがあります。
人間関係の滞りや、家系に繰り返される
不都合なパターンも、
「自然な状態(ニュートラル)に戻りたがっている」命の叫びです。
私たちが「見たくない」と目を背け、感情を封印してしまうと、
この治癒力はじゅうぶん発揮されません。
しかし、家系図というレンズを通し
「あぁ、このパターンは先祖から続いていたんだ。
そしてわたしは、この土壌(家族)を使って、
新しい感性と意識を育てようとしているんだ」
と一族のテーマと自己の「それ」が一致(理解)した瞬間、
滞っていたエネルギーは流れ、現象が動き出します。
これが、外側をムリに変えようとするのではなく
「自己受容と共感、自己一致」により、
自然なカタチで場が整っていき
子孫が二度と不都合な状態を繰り返さなくていいようになります。
●まとめとして
家系図とは、あなたという存在を規定する「檻」ではなく、
あなたが自由になるための「設計図」です。
先祖事に取り組み、自らの土壌(ルーツ)を
愛おしく眺めることができたとき、
分離していた意識は統合・融合(つながり)へと向かいます。
家系図を手に取ってみてください。
そこには、あなたが今、この生(せい)を
自分らしく生き抜くための、
愛に満ちたヒントがたくさん鏤められていますから。
●追記
正直、ここで家系図のコト、先祖、家族、お墓事情を語ると
「そんな話が聞きたいわけじゃない」と言われてるかのように
メルマガ登録者の離脱が目立つことから
一部の方にとっては
耳障りな話であると承知の上で、あえて述べるのは
いま起こってる不都合な事象(近因)も、不快な「感情」の乱れも、
コントロール不能な「思考」癖も
命の方向性(使命)とズレてるからであり
その「根幹」が一族のテーマ(先祖事)でもあるからです。
切っても切り離せない「感情と一族のテーマ」だからこそ
掴みどころのない感情にずっと翻弄されていたり、
不快感に怖くて近づけないという方の
最後の切り札になればと、定期的にお伝えしております。
ジャンケンに例えると
| 身近な出来事(近因):グー 一族のテーマ(遠因):パー 触れたくない感情:チョキ |
の関係です。ゆえに
感情蓄積バロメーターの回復目安は、家族との関係性をみれば一目瞭然。
つまり、正しく感情を感じていけば、指一本触れることなく
家族と自然に「つながる」というわけです。
この構図(ウロボロスの蛇)だけ頭に入れておいていただけたら
あとは焦らず
「今」できることを、出来る範囲で取り組んでみてください。
| ※自然の法則を体系化した考え方のベースとなる然学の【理論編】と それを現実の個々の具体的な日常生活に取り入れ活用していく【実践編】は両輪です。 YouTubeやブログでは基礎的な理論編の講義を主にしています。 より具体的な個々の実際の日常生活における活用の方法【実践編】や、より深い【理論編】などは 個別セッションや各種セミナー、然学トレーニングの中で対応させていただいていますので そちらをご覧ください。 |
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