-然学-

切っても切り離せない「感情と一族のテーマ」~ニュートラルに戻りたがっている命の叫び~

「家系図」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?

古い巻物、埃をかぶった戸籍書類
あるいは先祖の自慢話…

どこか遠い過去の記録のように感じるかもしれません。

しかし、然学の観点から見れば、
家系図は単なる「過去の記録」に留まりません。

それは、今ここにある「あなたの心」の土壌(地図)を映し出す、
最も身近な「鏡」なのです。

家系図を眺めるときには、

先祖のことは、決して自分と切り離された過去の話ではなく、
そのまま自分自身の「テーマ」とリンクする

すなわち、自分の意識と「つながる」ための道具なのです。

わたしたちはよく、
「うちはガン家系だから」
「うちの家系は離婚が多いから」と、

起きた現象(結果)に注目し一喜一憂しますが
然学では「因果論」ではなく「目的論」を大切にしますので

その現象が「なぜ」起きたかという「原因」を探すのではなく
現象を通じて「自分(の命)は何を得よう(理解しよう)としているのか?」
という「目的」、「必要性」にフォーカスします。

例えば、代々続く不仲や病、金銭トラブルなどのパターンは

一見すると先祖の因縁、「呪い」のように思えるかもしれませんが、
実はその「不自由な環境」こそが、

あなたがこの世で何かを学び、
突破するにふさわしい「研究室」だという見方です。

一族のテーマは「環境」という土壌の質に例えられます。
例えば、興味深い話として

離れ離れに育った双子が、驚くほど似た人生の選択をし、
似たような家庭を築いていたという話をよく聞きます。

これは、私たちが「血縁」という枠を超えて、
ある特定の「意識の土壌」を選んで生きていることを示唆しています。

私たちは、単に肉体的なDNAを受け継ぐだけでなく、
その一族が持つ「感情の扱い方」や「思考の癖」といった

「一族の枠組み(氏としてのフィールド)」を受け継いでいます。

家系図を作ることは、その広大なエネルギーフィールドを俯瞰し、
自分がどのような土壌に根を張り、

どのような目的(方向性)を持って芽吹こうとしているのかを
確認する作業なのです。

家系図を広げながら、現在の人間関係を見つめてみましょう。

例えば、ある男性が自身の子(息子)と長年不仲で、
会話もないとします。

この時、息子を「変えよう」としても、
関係はさらに悪化するばかりです。

「与えようとすれば拒絶され、奪おうとすれば離れていく」

然学的な視点でいえば、息子との関係性は、
自身の中にある「女性性(感性や受容する力)」
をどう扱っているかをみるための「バロメーター」です。

息子という鏡を通して、自分が自分の感情をどれほど否定し、
反発・排除してきたか…子の状態をみれば一目瞭然です。

家系図の中に自分を配置し、
多次元的な視点から眺めてみると、

息子との確執は「自分と自分との関係性を見直す」ための
貴重なメッセージとして浮かび上がってきます。

自然界には、不自然な状態を元に戻そうとする
「自然治癒力」ホメオスタシスがあります。

人間関係の滞りや、家系に繰り返される
不都合なパターンも、

私たちが「見たくない」と目を背け、感情を封印してしまうと、
この治癒力はじゅうぶん発揮されません。

しかし、家系図というレンズを通し

「あぁ、このパターンは先祖から続いていたんだ。
そしてわたしは、この土壌(家族)を使って、
新しい感性と意識を育てようとしているんだ」

と一族のテーマと自己の「それ」が一致(理解)した瞬間、
滞っていたエネルギーは流れ、現象が動き出します。

これが、外側をムリに変えようとするのではなく
「自己受容と共感、自己一致」により、

自然なカタチで場が整っていき
子孫が二度と不都合な状態を繰り返さなくていいようになります。

家系図とは、あなたという存在を規定する「檻」ではなく、
あなたが自由になるための「設計図」です。

先祖事に取り組み、自らの土壌(ルーツ)を
愛おしく眺めることができたとき、

分離していた意識は統合・融合(つながり)へと向かいます。

家系図を手に取ってみてください。

そこには、あなたが今、この生(せい)を
自分らしく生き抜くための、

愛に満ちたヒントがたくさん鏤められていますから。

正直、ここで家系図のコト、先祖、家族、お墓事情を語ると

「そんな話が聞きたいわけじゃない」と言われてるかのように
メルマガ登録者の離脱が目立つことから

一部の方にとっては
耳障りな話であると承知の上で、あえて述べるのは

いま起こってる不都合な事象(近因)も、不快な「感情」の乱れも、
コントロール不能な「思考」癖も

命の方向性(使命)とズレてるからであり
その「根幹」が一族のテーマ(先祖事)でもあるからです。

切っても切り離せない「感情と一族のテーマ」だからこそ

掴みどころのない感情にずっと翻弄されていたり、
不快感に怖くて近づけないという方の

最後の切り札になればと、定期的にお伝えしております。

ジャンケンに例えると

身近な出来事(近因):グー
一族のテーマ(遠因):パー
触れたくない感情:チョキ

の関係です。ゆえに
感情蓄積バロメーターの回復目安は、家族との関係性をみれば一目瞭然。

この構図(ウロボロスの蛇)だけ頭に入れておいていただけたら

あとは焦らず
「今」できることを、出来る範囲で取り組んでみてください。

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