運命の赴くままに生きるという怖い選択

こんにちは、長山恭子です。

よく占い師から

「あなたは女性ですが、
実家の墓守をする命運にある」

とか

「長男だが養子に行くことで運が上向きになる」

と予言され、

《その通りになった》

と感心し

運命の赴くままに
人生を委ねる方が実に多いことか・・・

この意味合いがどんな恐ろしいことにつながるか
少し考察してみましょう。

まず、占い師の見立てが当たる、当たらないは
置いておき、

長男で養子の運命の方が
予言通りに他家へ養子に行くことで
納まるところに収まるでしょう。

これでいったんその方の人生は
流れに身を委ねて落ち着いたかのようにみえます。

が、果たしてそうでしょうか。

そもそも
長男が養子に出ること自体、昔なら一大事です。

自然法からみても不自然極まりません。

しかして
もしそうならざるを得ない
状況になってしまったら、

流れを変えるには
相当なエネルギーを要します。

つまり
その流れを変えようものなら
とんでもない摩擦や邪魔が入ります。

スムーズにコトが運ばないくらいなら
流れに身を委ねたほうが楽ですし
そもそも、そこには多幸感すらあります。

では、
その先（例えば100年後）もずっと
その一族は幸多しで栄えるのでしょうか・・・

答えは『否』

家系図を紐解くと一目瞭然、
あとは衰退の一途を辿るのが関の山です。

生きとし生きるもの

猫は猫
猿は猿

長男は長男
女性は女性

の役得を
持ち合わせて生まれてきています。

その自然界で決められた役に沿って生きることが
一番の幸せであり、運のいい生き方です。

不自然な方向に命運が流れていることが
そもそも大いなる《合図》であり、

個人のみならず
その一族の警告として受け止め

その流れの原因究明をし
根本の因を取り除く努力をしてこそ

はじめて
その一族に繁栄がもたらされる兆しが
見えてくるといえるでしょう。

しかし
多くの占い師は

・・・私が以前そうだったように

そこまで根本原因を解決できる手段を
持ち得ていないので、

運命に逆らって苦しい道を歩ませるより
今の流れに委ねて楽な道を取ることを
提案するほか、

なす術がないのですから
仕方ありません。

一時的に楽な道を選ぶと
後にどうなるか、

それは
例えるなら

麻薬を打ち続ける患者と同じです。

一時的な安堵感より

麻薬を抜く（方向転換のための努力）ときの
一時的な苦しさを選択する勇気を持つことです。

今は、ハッキリ言えます。

勇気と努力と実行があれば
必ず運命は変えられます！

不自然な、一族の業が示す方向へ
流れてしまわぬよう、

どうか正しい知識を身に着けていただきたい
と、切に願ってやみません。

まずは

どんな「不自然さ」が
自分を取り巻く環境にあるのか

「知る」ことから始めましょう。

 

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