こんにちは、長山恭子です。

モノゴトが進展しない原因を
大きく３つに分けてみましょう。

１）自然界の掟から逸脱している

２）「分」をわきまえていない

３）優先順位のはき違え

「自然界の掟からの逸脱」は
誰しも納得できますね。

時速１７００ｋｍ（新幹線の６倍！）で
太陽の周りを回っている地球号を
誰も止めようと思いません。

迎える季節に逆らって農作業する
農家さんもいません。

すべて、人間である「こちら側」を
自然の摂理に合わせて生活を営んでいます。

当たり前ですが、人間側に「自然界」が
合わせてくれるわけではありません。

なぜなら

自然環境を一定の状態に
保ち続ける必要があるからです。

これは
生体機能でいうと
ホメオスタシス（恒常性）です。

これなしでは
健康を維持できません。

なので

どんなに私たちの意志力を強化し
無理して身体を酷使しても

勝手に
身体が疲れて動けなくなりますね。

これと同様

地球を取り巻く宇宙という自然界の
ホメオスタシス作用がハタラキ

自然界の掟外の作用が加わると
元に揺れ戻されるというものです。

これが、１）の作用です。

そして

季節や重力や引力という
大きな作用だけでなく

私たちが

人であること
男であること
女であること
日本人であること
〇〇県民であること
●●家の主であること
◆◆ちゃんのママであること

という個人レベルの「役割」に
沿って生きることも要求されます。

これに逆らって生きると、またもや
与えられた役割を全うするよう揺れ戻されます。

これが、２）の作用です。

では、
３）の優先順位とはなんでしょうか？

１）と２）の作用をみたら
少しわかったかもしれませんが、

この世のしくみをすべてコントロールしている
コマンダーである、宇宙エネルギーを
第一優先に考えるということ。

例えば

少子化で子どもが少なくなったから
地域の行事（お祭りなど）を、やらなくなる

⇒　実際は、
お祭りをしなくなったから子どもが生まれない

神社参拝は、パワースポット巡りという
単なるイベントとなる。

⇒　開運目的では神様はハタラカれない

などです。

そして

この世に生を受け、
今こうして生きていられるのは、
両親がいたからこそ、さらにその両親の親、
その親と連綿と続くご先祖様がいたからです。

そうしたご先祖様への恩に
思いを馳せることが

第二番目です。

さらに
これだけでは私たちは生きていけません。

生まれた瞬間から

病院に守られ
行政の制度の保護下にあり
成長したら学校が用意され
インフラの整った
必要なモノが用意された地域社会で

安心して生活することができます。

この周囲、
社会公共に対する感謝を持つことが

第三番目の優先順位です。

人はひとりでは生きていけません。

つまり

自分以外の方々の存在を尊重する
ということです。

ここでようやく
自分のことを考える番がきました。

目先のことしか見えていないと、
人は「自分優先」で考えて行動するのが自然現象です。

これが悪いわけではありません。
その考えが、行為が秩序に合ったものならＯＫですが
そうでないモノなら、一切コトが運ばないという
「しくみ」をまず知ることです。

この順番を押さえてモノゴトを進め
スムーズにコトが運ぶとしたなら

一旦、生き方の「在り方」を
見つめ直してみてもいいのではないでしょうか。

どこかで優先順位をはき違えているとしたら
それが滞りの原因かもしれません。

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