「不安と恐怖」は本質に向かわせないためのカモフラージュ

●不安の「正体」は?

 こわい、怖い、恐ーーーい!!

こんなときは
どうあがこうと動きがとれません。

ヒトが何かを決めるとき
動機は「2つ」と言われてます。

 「恐怖」からか
 「安心(愛)」からか

同じ行為でも「動機」次第で「結果」は
「雲泥の差」です。

「泥」の起点である「恐怖」は
どこまで続くかというと

その「コト」が起こる「直前」までの話。

この期間のみ
「不安と恐怖」に怯(おび)え

実際「顕現化」したら
「その」恐怖は消え去ります。

 言い方を変えます。

コトが起こった瞬間
もうその「恐怖」はありません。

たとえば
「会社クビになるかも不安」は
クビになった途端なくなるように。

 おかしな話ですよね。

「それ自体」が怖いハズだったのに
実際は異なり

「そうなったらどうしよう」と
「想像」してる期間のみ

恐怖はモンスターのようだったと…

そこでヒトは、
その怖れから逃れるため

「蛇の生殺し」状態より

いっそのこと一気に
「殺される=死ぬ」ほうが「マシ」

とばかり
結論を早く「出す」方向に動こうとします。

そう、これが自ら破壊させるという
「自作自演」劇です。

こんにちは。
ニュートラルナビゲーター 長山 恭子です。

今回は、衝動行為のトリガーとなる
「恐怖の正体」に迫りたいと思います。

ここをクリアしておかないと、
多くの「から騒ぎ」

貴重な時間を費やしてしまうことになるので。

ヒトの脳は、たとえば
「梅干し」を想像したら「唾液」が出る

ように
ある事に触れると「何か」と結び付け

別のモノを「連想」するよう
合理的に出来ています。

この「観念」のお陰で
何も考えずスムーズにコトを進めていけるわけです。

たとえば「日本」では

 安心して橋を渡れ
 電車は定刻通りに動き
 レストランで出される水は飲める

しかしこれが「他国」だと

 橋は渡れるか確認し
 電車の時刻は当てにならず
 レストランの水は口にできない

となり

日本の常識
という「観念」は通じなくなります。

こうした固定観念は
「命取り」になる事もあるので

「時と場合と人」により変える必要があります。

で、厄介なのが
観念に付随する「恐怖心」です。

冒頭で述べたように
その「正体」はというと

まだ起こりもしないことを「妄想」する物語です。

こんな実体のない「幻」に
人生を左右されるほど

「残念」なことはありません。

そして「幻」だと気づかず
なんとかしようと

「問題解決のために多くを学んだが
 一向に変わらない」
という

さらなる妄想劇に発展してしまいます。

その真相はというと

「学ぶフリしてぜったい変わりたくない」
変化への「抵抗」
なのです。

このように「不安と恐怖」は
本質を開ける扉に向かわせないための

カモフラージュ、「から騒ぎ」なので
あまり深刻にとらえず

その都度
気づいたら「ねぎらって」あげましょう。

今まで守ってくれてありがとう
これからは大丈夫だから、と。

から騒ぎで生じた「感情もどき」は
軽く受け流し

落ち着いたら
ようやく次のステップに進「め」ます。

 

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