こんにちは。

今回もまた
家系図に注目してみましょう。

家運衰退の家系＝問題が多い家

というのは

過去のご先祖様に
「しこり」という負の感情が
多い家系のようです。

人にとっての「しこり」とは
欲の奪い合いの結果
生まれる恨みの感情です。

愛情関係のしこり
生命に関するしこり
金銭に関するしこり

離婚、再婚、不倫、別居、死別で「愛」を失う

武士などで他人を切った、殺したりで「命」を失う

お金、土地などで「財」を失う

この「失う」という心の歪みを
元に戻そうとするエネルギーがハタラキ、
子孫に多大な影響を与えているとしたら・・・

このエネルギーを野放しにしていると
延々と何百年も同じことが
繰り返されてしまいます。

その影響をモロに受けるのが
跡継ぎである「長男」のようです。

多くの家系図を調べていくと

長男が生まれているにもかかわらず
長男が家の跡を取れない家系は

先祖代々、
ずっと長男が跡を取れていません。

長男が跡を取れない
女の子しか生まれない
子どもに恵まれない

これらは家系における
人間関係の滞りです。

この滞りの結果
「絶家」となる要素が濃くなります。

これだけ地球の人口が多いのだから
「絶家」になる家が増えて何が問題なのか？

と言われる方もおられます。

確かにその通りです。

その地球に貢献する対象家系が
なぜ「あなた」の家で
なければならないのでしょうか？

この世で起こっている事象は
すべてフラクタル（相似象）、

よくみると
同じことがあちこちで起こり
そして繰り返されています。

とすると
「絶家」というのは
何かが「絶える＝止まる」という現象です。

このテーマが繰り返されます。

家が絶える
仕事が絶える
人間関係が絶える
健康が絶える
・・・

あげたら
キリがありません。

仕事や人間関係が絶えたら
またスタートし直せばいいですが

健康や家系など、止まったら
取り返しのつかないものもあります。

家が絶えるのは致し方ない

しかし
仕事が絶える＝お金が止まるのは
勘弁してもらいたい、という

人間の都合を優先する自然法則はありません。

この方程式の答えが
何百年という歳月を経て証明されるので
なかなか気が付けないのが厄介です。

ここで少し
長男にどれだけ影響があるか
イギリス王室の家系図をみてみましょう。

『ザ・ロイヤルズ
封印された英国王室の真実』祥伝社

チャールズ皇太子の四代前にさかのぼる
高祖父には王妃のほかに女性関係がありました。

仮にこの方を一代目とします。

二代目になると
長男が婚約中に病死しています。

したがって次男が跡を継ぐことになり
三代目も二人の男人が生まれてます。

三代目は
長男が好きになった女性は結婚しており

女性は夫と離婚して
この長男と再婚します。

つまり略奪婚となり

王室で起こったことなので
長男は王位継承を辞退して
この代も再び次男が跡を継いでいます。

四代目は
ついに女子しか生まれなくなったので
長女、公妃エリザベスが婿をとり
王位を継承します。

五代目は三人男子が生まれ
長男チャールズさんの恋人が
夫のいるカミラさんでした。

女性関係の多かったチャールズ皇太子は
ダイアナ元妃と結婚して二人の男子に
恵まれますが、

カミラさんとの関係は
続いたままでした。

とうとう
耐えかねたダイアナ元妃は離婚します。

その後、カミラさんは夫と離婚し
チャールズ皇太子と再婚します。

これは祖父母の代とまったく同じ
略奪婚が再現されています。

そしてなんと

カミラさんは
チャールズ皇太子の四代前の
高祖父の不倫相手の子孫であることが
調査によりわかったということです。

因縁とは、
切っても切れないもの
という証拠のようですね。

これをみると
不倫や離婚、再婚などが
家系図でみてとれると

長男が跡継ぎとして立てなくなったり
子孫の結婚の形態が複雑になりがちで
同様の傾向が出てくるようです。

つまり
子孫の結婚運は
家系の癖の集約ともいえるのでしょう。

それには
家系の癖をまず知ることです。

 

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