●「もう逃げない、ずっと一緒だよ」 Never let me go.
「久しぶりに昔からの変わらぬ自分に逢えた気がしてなんだか不思議な感じです」
学びが「いい感じ」に進んでいる体験と、
そこに至った「経緯」をシェアくださった
夫と20代の息子と暮らす主婦Mさん。
昨年(2024)の夏ごろ
ここ「シンボルランゲージ」と出合い
・最初に
「個別セッション」を申し込まれ
ピンポイントで「問題」のカラクリを
解体してもらい
・続いて
人生全般を眺める「インド占星術」
で、本来の自己との「ズレ」を確認し
・最後に
ガイダンスマップ・セミナーに参加し
学びの「概要」を掴んで
・最終的に
9月
然学トレーニングをスタートして半年
少しずつ「自然体」に戻っていかれました。
こんにちは。
ニュートラル・ナビゲーター 長山 恭子です。
「然学」メソッドを取り入れると
どんなプロセスで「自己受容」が進むか
今回はMさんのケースで追ってみましょう。
(ご本人の了解を得てます)
「個別セッション」のメイン相談は
長年の悩み「体調不良」について。
聞くと
幼少期から鼻炎で、喉がいつも詰まり
「後鼻漏症状」で、痰がらみの咳払いに悩まされる毎日。
耳鼻科では「慢性上咽頭炎症」と診断され、
「逆流性食道炎」の影響もある、と。
施された対症療法の薬では良くならず、
その他「歯」も悪いし、体力もないし…
こんな感じで
「ここ」にたどり着きましたと。
これだけ症状が並ぶと
「大変ですね…」と寄り添うも
形而上(見えない)のレンズで診ると
「因」は至って単純
自己攻撃による「から騒ぎ」です。
まず「炎症」は甘い物の摂り過ぎで
自分責めによる「緊張」から
「糖分」欲求が沸く、とお伝えすると
確かに甘い物はずっと止められずにいました、と。
これは
「甘い物を止めましょう」という話ではなく
「なぜ糖分をとらなきゃならないほど緊張してるのか」
をみていく必要があるということです。
そのあたりを自覚されたMさんは
その翌週、甘い物を止めるキッカケとなる
動画に出合い
「スパッ」と止められたのです。
もちろん
体調不良が改善されたのは「うれしい」限りですが
「から騒ぎ」とは
気を紛らわせるための「茶番」なので
カラダが元気になると
実は、「困る」んです!
しかしてMさんは
「まやかし」のしくみを理解したので
体調不良で「いる」ことを手放しました。
で、ここからが本番!
次なる「から騒ぎ」がやってきます。
「親きょうだい」のこと。
結婚後、
ほぼ付き合いを避けてきた関係でしたが
幼少期からのトラウマ※から
常に脳内には「親きょうだい」が渦巻いていました。
※ここではトラウマ論(自作自演)は採用しませんが
活発な「きょうだい」達と自分を比較し
自己卑下から、会うと引け目を感じ
ドッと疲れてしまうからです。
それもMさんの「錯覚」だと説明しました。
このタイミングで親族の婚礼があり
思い切って参加してみることに。
また、これまでは誘われても断ってた
姉妹だけの女子会に行ってみたり
とにかく
これまでの「思い込み」を確かめてみました。
すると
、
あれほど気になってた兄弟姉妹の目線が
ナンとも思わなくなっていました。
「然トレ」スタートして「1~2ヵ月」のことです。
それまでMさんは
1年間「トラウマカウンセリング」なるものを
他所で受けられてたそうで
体調不良はおろか
きょうだいとの確執からは逃れられませんでした。
今だから「その」理由がわかります。
まず
「外」に問題の原因を求めても(原因論)解決しません。
なぜ「そのことが今、必要なのか」という
「目的論」に答えがあるからです。
体調不良も「親きょぅだい」とのトラウマも
Mさんにとっての隠れ蓑として「必要」だったのです。
無意識では取り除いちゃダメなものを
意識では解消しようとしたのですから
まるで「綱引き」ごっこ
上手くいくわけありません。
さて
本質が隠れる「本丸」を見つけるために
まず何重にもガードされた奥にいる
「黒幕」を引っ張り出さねばなりません。
しかして黒幕に仕える「下っ端」たちは
あの手この手で「目くらまし」を仕掛けます。
カラダの不調と親きょうだい問題(隠れ蓑)が
解決したら
次なる目くらましは
週3日の仕事です。
体調不良を言い訳に
体力が維持できないから
「週3」が限度だと思ってましたが
どうやら違ったようです。
そもそも
ナンのための仕事か考えてみたら
じゅうぶん夫の収入で暮せるMさんにとって
気晴らし、暇つぶし以外
ナニモノでもありませんでした。
家でナニもしてない
無能な自分を受け入れられない
ってことを、薄々わかってはいました。
何はともあれ、これ以上
気を紛らわす行為は「止めて」みようと決め
パートも辞め
内側と向き合う態勢を整えました。
いよいよ、物心ついたときから
ウロウロ「うろつき回って」自己を守ってきた
「茶番」を終わらせていきます。
Mさんの回想録:
夫と息子と三人で過ごした ある休日。 わざと用事を作って気晴らしに 買い物に出かけたり、 なぜ、こんなに家族と一緒にいるのが 「ツライ」のか、など 思いを巡らすも結局は観念して、 とりあえず このモヤモヤ、ザワザワを感じることにしました。 (↑ここが肝心) すると翌朝、 起きた瞬間から、ずっと昔の、 ワケもなく、いつも思い悩んでいたような 暗い感覚が蘇ってきて、 幼少期から結婚するまでは ずっとこんな感覚が「デフォルト」だったなと。 快/不快でいえば「不快」なのだけれど、 そこには 夫も息子も体調不良の悩みもない、 自分だけの、どこか懐かしいような 不思議な感じがして、 何でここまで「自己否定」して悩んでいたのかと ぐるぐる思考も浮かんできたけれど、 とにかく久しぶりに、 昔からの「変わらぬ自分」に逢えた気がして、 不思議で懐かしいのと同時に どこか「嬉しい」という感覚もあって しみじみと感じています。 仕事も辞めて「ヒマ」ですから じっくり味わいます。 |
以上。
何重にもガードされ守られてきた
「本丸」が、ようやく顔を出してくれました。
こうして
やっと「入り口」の扉まで来れたMさん
これから
幼少期からの「錯覚」をひとつ一つ見抜いて
本来の「自己に還る旅」が始まります。
Mさんの事例をまとめると
①長年の体調不良 ↓ ②親きょうだいとの確執 ↓ ③気晴らしのパート ↓ ④夫と息子への苛立ち |
ここまでの「砦」を、さまざまなカウンセリングの
お世話になりながらクリアしてきました。
このステップがあったからこそ
然学メソッドで
「最終仕上げ」をしていけます。
気晴らしのパートを辞めてから
もっとも身近な家族への苛立ちと
向き合うために、第一ステップとして
夫と息子の「インド占星術」リーディング
を受けることにしました。
彼らは彼らの「特性」を生きているだけで
わたしの「理想」とのギャップで
勝手に
自分で「苦しんで」ただけだとわかりました。
それは同時に
自分が自分の「理想と現実」のギャップに絶えられず
他との比較や過去の栄光と比べて
「自己卑下」してきたのでした。
「あるがまま」の自分をみて、認めて
と、ずっと前から奥底で叫んでいた
リトルミー(小さな自分)の声を
ようやく聴くことができました。
これまで
いかに「錯覚」に惑わされた人生を
怯えながら歩んでいたのか気づけたので
「もう逃げない、ずっと一緒だよ」
Never let me go.
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