「お腹が痛くなったせいで
せっかく楽しみにしていた
バーべキューができなかったのはどうして?」
小学一年、8歳女児の質問。
わたしはここ数年、
シンボルランゲージ的な生き方を
【然学】という自然法を使って学びたい仲間で
週一回、シンボル(合図)を読み解く
トレーニングセミナーを提供しています。
受講生は8歳から70歳代までの老若男女
学生から経営者、主婦、住職、公務員、看護師
大学の講師まで、職業もさまざま。
この8歳児は、母親と一緒に幼稚園のころから
然学に触れているので
思い通りにいかないことは
すべて「天からのお知らせ」と認識しています。
今まで彼女のした質問内容をみると
・遊びに行こうとしたら「雷」が鳴って怖かった、なぜ?
・いつもより「うんち」がゆるくてビックリした、なぜ?
・幼稚園で男の子に叱られたから、もう園に行きたくない!
その他、
熱が出た、ケガをした、おねしょしたなど
子ども「あるある」なコトばかり。
親でさえ、ついスルーしそうな瞬間でも
この8歳児は
「お知らせ」としてキャッチする。
そして
週一トレーニングでわたしに質問してきます。
今回の質問は
「楽しみなバーベキューが出来なかった、なぜ?」
その過程で
【お腹が痛い → お仲をこわす → 仲たがいした】
※実際、数日前に仲良しの友達と大喧嘩したらしい
ここまでは
小学生でも解ける領域。
さて、ここから彼女との掘り下げ開始。
わたし:「ケンカの原因は?」
女の子:「友達から遊ぼって言ったのに
その子、親から怒られて機嫌悪くなって
『もう遊ばない』って言ってきた」
普通これくらいでは、激怒するほどではない
にもかかわらず
翌日学校に行って、その子と顔を合わせるなり
「フーーーーーン!!」
と、いがみ合ったという。
母親曰く
どちらかというと自己主張の強い我が子だが
小学校に行ってから、
友達に合わせて遊ぶことが多くなったのだそう。
わたし:「自分がしたいことを我慢してまで
なぜ相手に合わせるのか?」
女の子:「したいことを伝えて、もし機嫌を損ねたら
一緒に遊ぶ意味がない」
わたし:「やりたくない遊びをして、楽しいのか?」
・自分がやりたいことを一緒に遊ぶ友達がいないこと
・自分の伝えたいことを受け取ってもらえないこと
自体が、そもそも不自然なことであり
「合図・お知らせ」であること
さらにその状況を
【自らが創り出している】ことも伝えました。
わたし:「そのお友達に向かって言いたいことは、何?」
女の子:「バカモノ!!」
わたし:「なぜ、バカモノって言いたい?」
彼女は、母としばし話したあと
女の子:「わたしのことわかってくれないから・・・」
わたし:「そうだね、悲しかったよね。
それを〇〇ちゃんが
普段から【自分】にやっていることだからね」
自分の内なる本音を黙らせ
相手に合わせることを続けていると、
本音リトルミーちゃんが
『バカヤロー、少しはわたしの言うことも聞けよぉ』
と叫び出してきます。
今まで彼女が
相手の友達に合わせてきたことで
今回のケンカは、
我慢の限界で起きたこと。
いわゆる「ラクダのわら一本」現象です。
母親に
家にいるときは子どもにできるだけ
「どうしたいか」聞いてあげるよう伝えると
母親:「はい、聞いています。
最近は『どっちでもいい』が多いから
『どっちか選べ』と言っています」
いやいや、
どっちも決められない状況を選んでいるんだから
それをも尊重してあげましょうね、と。
こうして
0歳から21歳までの【からだ】の発達時期で
意思を育む0歳~7歳まで過ごして
8歳~14歳までの【感情】を
育む時期に入った彼女は、
感情とうまく付き合えなくなった
あらたなる自己と遭遇して
戸惑いながらも、気になることを
「合図」と捉える日々を楽しんでいるようです。
その日のトレーニングが終わったあと
彼女は
女の子:「質問すると、
自分のコト知れて、おもしろいねぇ」
と、お腹をこわしてバーベキューを
楽しめなかったことなど吹き飛んだかのように
るんるん気分で一日が終わったとさ。
8歳で気づく「他者基準」という罠。
さあ、これから本当の意味で
「自分を生きる」という
スタートラインに立ったようです。
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