-然学-

二つに分けて識る、融合するとフルコースに!

こんにちは、長山恭子です。

自分を知る、とは
カンタンのようで、いと難し。

ちょっと専門的になります。

モノゴトを認識する意識の
「識」という漢字の意味をみていきます。

「識」の
サンスクリット語は

《Vijnana》ヴィジュニャーナ

ヴィ    ⇒2つに分けて(分析・分割)
ジュニャーナ ⇒知る

つまり目の前にある対象を
分析し、分類して認識する作用です。

ちなみに、「ヴィ」の意味合いは
「シンボル」※の由来にも似ています。

※「シンボル」とは、
一般に直接知覚できない事象を
類似性や隣接性にもとづいて具象化したもの。

ギリシア語のシュンボロン(symbolon)に由来し、
原義は《共に投げること》。

何かのものを二つに割っておき、
それぞれの所有者がそれをつきあわせて、

相互に身元を
確認しあうもの=割符を意味します。

なぜ、「知る」ために
2つに分ける必要があるのでしょうか?

それは
あらゆるものは、それ自体では
存在することができないし

まして
認識することすらできないのです。

例えば
暖かい部屋にずっといるとき、

寒い外に出て
はじめて部屋の「暖かさ」を感じます。

何かを失ってみて、
あらためて存在の有り難さを実感します。

それ自体だけの状態では
「知る」ことが不可能だということを

そこから
離れたときしかわかりません。

こんな
当たり前ともいえることを
私たちは日々、

無意識に感じながら過ごしています。

認識する手段として2つに分けられた現象の
片側だけみてモノゴトを判断するというのは

靴下の片方をみて
その使い道を考えるようなもの

そんなこと
普通はしませんよね。

もう片方の靴下を探してから
じっくり戦略を立てるでしょう。

実は、この順番が
とてもとても! 大切になります。

この2つの「中心」に意識があるときのみ

これらの真反対に見えるモノ
矛盾に思えるモノが

ひとつのモノであると
認識できるのです。

この認識から2つが融合されたとき
美しい調和が生じます。

美しさは、醜さの裏づけから認識され

明るさは、暗さあっての現象であり

健康であることは、
病の後にしみじみ感じられます。

このように

私たちが得られる「快感」は
「不快」あっての賜物です。

この本質的なしくみが理解できたなら
どんなに厳しく、辛い体験を経験しても

それは、裏に隠れる

豊かで明るい世界の
プレリュード(導入曲)に
すぎないことだとわかるでしょう。

さあ、これが理解できたら
「恐れ」などは不要です。

敵だと思っていた
すべてのモノゴトは

実は
前菜にも似た

メインディッシュへの期待感とともに
「味方」へと変わることでしょう。

ちょっとした意識トレーニングで

私たちの世界は
美味しいフルコースの人生へとシフトしていきます。

 

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